小笠原父島への女一人旅

小笠原諸島南島

小笠原諸島南島

船で丸一日はなかなか遠かったです。

2月だったので海はけっこう荒れていて船は揺れ放題。帰りは酔い止めを飲むタイミングが遅かったせいで、船酔いのためほぼ寝てすごしました。笑

それでも、10年以上たった今でも、ふと懐かしく思い出します。

東京で働いていた会社をやめて、田舎に戻って、再就職までのつかの間の休息。

普段なかなか行けなくて、でも、女性一人でも行きやすい。それが小笠原でした。

私が宿をとったところも一人旅の人たちが多く泊まっていたのですが、一人旅といってもみなさんひとりぼっちで過ごしたいわけではないので自然と仲良くなりました。

ちなみに寝泊まりしたのは4人の相部屋で、私を含めみんな女性の一人旅。

一緒に海で遊んだり、島を散策したり、夜はみんなで飲みにいったり、宿の縁側で一杯やったり。

ちょっと恋の予感?と思ったら、あっさり破れたり。笑

一人だとはじめは不安や緊張はありますが、一人だからこそ話しかけてもらえたりもしました。

それから、なんといっても小笠原の魅力は世界自然遺産にもなった自然の美しさ!

私が一番印象に残っているのは「南島」の景色です。

小笠原諸島南島

白い砂浜とエメラルドグリーンの海、石灰岩のごつごつとした岩肌、こんな景色が自然の力でできるのか、としばらく見とれていたものです。

今は規制があって、1日100人しか入れませんが(11月~1月は入島禁止)、本当にきれいな場所なので、チャンスがあれば行ってみてください。

 

そして、忘れてはいけないのが「ダイビング」です。

小笠原へ行ったら、是非ダイビングにチャレンジしてみてください。シュノーケリングとは違う海の世界が待っています。

ダイビングって重装備だし、人工的な感じもするし、海を味わうなら断然シュノーケリングだと思っていたのですが、やってみないとわからないものですね。

全身水の中ってすごく気持いいです。

雑音は聞こえないし、余計なこと考えなくていいし、無重力だから体の力も抜けてものすごくリラックスできるし。

ずっともぐっていたくなりました。

初めてでも、体験ダイビングならインストラクターの方が付きっきりで面倒見てくれるので安心してもぐれます。

是非、陸では味わえない気分を感じてみてください。

 

最後に小笠原の行き方ですが「船」のみです。飛行機はありません。

おがさわら丸

最初にも書きましたが、ほぼ丸一日かかります。なんといっても東京から1000キロあるので。

時間だけならヨーロッパへ飛行機で行くよりかかります。

でも、自分が知っている日本とは違う景色がそこにある。考えただけでワクワクしませんか。

定期便は、夏休み期間は3日に1回、それ以外は1週間に1回ほどですので、船の運航に合わせて旅の日程を組んでくださいね。

>おがさわら丸の時刻・運賃はこちら

それと小笠原は小さな島なので宿泊施設にも限りがあります。事前に必ず予約をしてから行ってことをおすすめします。

私が泊まったトロピカルインパパヤは、二段ベットの相部屋があって、女性の一人旅の方が多く泊まっていました。

ウェルカムパーティーがあったり、主催のエコツアーがあったりと、スタッフや宿泊客が交流する場も多く、アットホームな宿でおすすめです。

10年以上前にたった一度行ったきりなのに、今でも毎年年賀状をいただきます。お気遣いが嬉しいですし、またチャンスがあれば是非行ってみたいと思わせてくれます。
 
>父島の宿泊施設情報はこちらです

>母島の宿泊施設情報はこちらです
 
それから、島でスマホは使えますが、街から離れると電波は届きにくくなります。
おがさわら丸の中も、東京湾を出てしばらくすると使えません。

一人旅で寂しいときもあるかもしれませんが、本土から遠く離れた小笠原、しかも世界自然遺産。

スマホの電源をOFFにして気持ちも体もリフレッシュしたい、思い切って女一人旅をしてみたい、そんな方に小笠原はおすすめの場所です。

 


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