スマートドールサイズのロング丈プリーツスカートを作りました。
人間界ではレディースファッションの定番アイテムで、上品で大人っぽく、いろいろなトップスとも合わせやすい万能アイテムのように思います。
なので、みらいちゃんたちにも前々からずっと履いて欲しかったアイテムでした。
あわよくば既製品で良いものがあったら買っちゃおうと思っていたのですが、探してもなかなか出会えず、ではではと思いまして自ら作ることにしました。
ところが作り始めたところ、これがなかなか難しいことに気付かされました。
みらいちゃんサイズのロングスカートで程よいドレープ感(生地のゆったりした落ち感)を出すのがとても難しかったです。
人間サイズのロングスカートの場合は丈が長い分、生地の重みが手伝って自然なドレープ感が生まれやすいのですが、みらいちゃんサイズの丈では生地に重さがのりません。
なので、生地の重さに頼ったドレープ感ではなく、生地の柔らかさと風合いでドレープ感を表現しなければなりませんでした。
次にプリーツですが、プリーツのたたみ幅を細くすると生地が固くなり柔らかなドレープ感を失います。
かといってプリーツのたたみ幅を太くすると、チープな印象になります。
生地の風合いとプリーツのたたみ幅のバランスにとても苦戦しました。
もしかして、既製品のロング丈プリーツスカートを探してもなかなか出会えなかったのは、作るのが難しいからなのかもしれないなぁ。と、妄想してみたり。
最初はプリーツスカートなんてプリーツたたんで筒にして縫うだけなんて考えていたのですが、生地の風合いとプリーツ幅のバランス調節、透け防止の裏地を付けたり、脱ぎ履き用のスリットを入れたり、特殊な端処理が必要だったりと、なかなか大変な工程が多いアイテムだなと思いました。
と、思いながらも物作りの面白さは難しければ難しいほど萌えてしまうという、どM体質なチームMarukoHaluでした。
そんな感じで完成したプリーツスカートですが、ちーさんはとってもお気に入りのご様子で、チームMarukoHalu のメンバーからは黒バージョンのリクエストも。
次は黒を作ります。 🙂